2015年3月26日

伊豆の3月は桜を除けばそれほど撮影する対象がないので毎年ぐうたらと過ごす時が多い。撮影会でミツマタを撮りに行ったのですが丁度いい咲き具合でした。

ミツマタを対象とする写真は神奈川県某所にあるような杉林の中にびっしりとみたいな感じが多くそういったシーンを見ていないともしかしたら何を撮って良いのかわからないかもな?とも思います。最近集中的に朝日と海に行っていて撮る対象がはっきりとしていたので今回のように自分で感じて切り出していく撮影はちょっと難しかったかなとも思います。

が、切り出していくことは必ず必須になって行くのでぜひとも習得して頂きたいですね。

そしてやっと重い腰を上げて大田子の夕日へ行ってきました。

人が多い事は承知していたのですが普段から人の集まる撮影地には魅力がなく足を向けませんでした・・・・とばかりは言っていられないのでしょうがなく。

千貫門の日の位置も確かめたかったのでちょっと早めに千貫門へ降りてその足で大田子へ16:00くらいに到着。すでに三脚で埋め尽くされて毎日通うような方たちに大概の場所は押えられています。頭の中には大体の大田子の写真は浮かんできますがなるべく自分の味を出そうと構図や日の位置を予想しながら一つの場所を見つけました。掲載した写真の最後のコマですが良く見るのとはちょっと違うはずです。こういった夕日や朝日の写真はその時の情景の強よさに影響はされますが大概の方はただ撮るだけになります。その中でいろんな発想をし出来る限り自分の世界観や視点を持とうと努力しなければいけません。あまりネタあかしはしたくないのですがちょっとした工夫で一つ上の仕上げになります。

この日は背景すなわち雲があまり良くなくただ撮ればただの夕日と奇岩になるような状況で何とかいい撮り方はないかと模索しました。

1・わざと岩に太陽がかかる位置でシャッターを切った事

2・シャッタースピードを30秒にした事(これ以上にすると太陽の形がくずれます)

3・構図の工夫

の三点がポイントです。

1をすることで光と影を奇岩の周辺に作る事ができるのでちょっと斜光気味になり長時間露光することで多少でも光の動きによって範囲を広げる事ができる(波の飛沫でもやもやするかもと予測している)もう一つは主題の奇岩が太陽を丸々入れてしまうとお互いが打ち消し合ってしまいただの夕日の写真になってしまうのであえて太陽を少し隠しバランスを取っています。

2をすることできつい波目を穏やかにして奇岩周辺を目立たせることができる

3余分な空を切る事でより奇岩が主題として際立たせることができ光りの筋を中心にバランスを取ることができています。(撮影時はハーフNDを波の方を暗く落として光の線がなるべく飛ばないようにしています)

たった一枚でもこれだけのエピソードと苦労ががあるのです。これができるできないもある一つの差なのかもしれませんね。

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